
Kandao Technologyの12K 360°3D VRカメラ「Kandao Obsidian Pro」が、11月10日、米TIME誌が選出する「BEST INVENTIONS OF 2022」(2022年最も優れた発明品)に選ばれた。
Kandao Obsidian Proは、これまでに世界四大デザイン賞「iFデザイン賞」「レッドドットデザイン賞」「IDEA賞」「グッドデザイン賞」のすべてと「CES Innovation Awards 2021」を受賞。これで6つ目の世界的なアワード獲得となった。また日本時間11月16日、NASAは本製品を使用し、月探査ロケットの打ち上げを 360°でライブ配信した。
本製品は8つの2400万画素のAPS-Cセンサーを備えた世界初のシネマティック3D VRカメラで、12K x 12K 30fpsの3Dパノラマビデオに対応している。14ストップのダイナミックレンジと、ISO感度は1万2800の値をカバー。より多くの解像度と、より高い感度を備えていることで、緻密なディテールの再現力や暗闇でも優れたパフォーマンスを発揮。
特に8つのAPS-C超大型センサーを搭載することで、ロケット発射する前に薄暗い環境と、ロケットの打ち上げ中に夜を明るくするようなシャドウからハイライトまでの明暗差が激しい場面でも、階調豊かな映像が得られる。日本やヨーロッパも参加する国際的なプロジェクト「アルテミス計画」が月に戻すための大胆な一歩と称されており、Kandaoにとって、今回はメタバースにもっと近づけるための大きな一歩を踏み出したものといえる。