2022年11月18日 12:58

日経トレンディ「2023年ヒット予測ランキング100」にて、H2&DX 社会研究所の「水素調理レストラン」が第6位に選出され、発表会において水素コンロを2機種展示した。
同社は、多摩大学ルール形成戦略研究所の水素利活用に関する研究会からスピンアウトしたベンチャー企業。水素燃料電池を活用しての音質の優れたコンサートや、水素燃焼による食材が美味しくなる調理手法等、カーボンニュートラルに向けた新たなビジネスモデルを構築。水素を5感に伝えるサービスを提供し、水素社会への理解促進に努めている。LUNASEA、U2日本公演に水素電源を供給したことで国内外から注目を集めた。
今年8月には水素コンロの販売を開始。以来、多くの反響が寄せられており、この度、水素コンロの導入を検討している企業向けに試食会の定期開催をスタートした。水素調理試食会は、水素コンロで焼き上げた食材とLPガスで焼き上げた食材を比較して食べてもらう試食会。水素は燃焼温度が高いため、外はカリカリに。また、空気中の酸素(O)と燃焼部の水素(H2)が結合し水(H2O)となり、燃焼部周辺の湿度が上がるため中はジューシーになり、食材そのものの香りを楽しめる。味の違いが分かりやすい食材で味覚を体感してもらう。
H2&DX 社会研究所は、「世界の飲食シーンから二酸化炭素をなくす」をミッションとし、また水素エネルギーの活用により、厨房から排出される二酸化炭素削減の計画づくりを支援する。