2022年11月11日 12:48

KADOKAWA GEMPAK STARZ(KGS)は、「GIRPYTO(ギリプト)」というWeb5(Web3 + Web2)向けオープンソースIP(Intellectual Property)をリリースし、第1弾としてNFTプロジェトを始動した。
KADOKAWAの海外連結子会社KGSは、マレーシア最大のコミック・グラフィックノベル出版社。「GIRYPTO」の特徴は、コミック業界では世界初のオープンソースIPである点。ライセンス契約に基づき、適切な帰属表示をすれば、誰でも自由に「GIRYPTO」の素材を、いかなる媒体やフォーマットで利用することができる。また、商用を含む目的での使用、変形なども可能。KGSは、GIRYPTOを無限大のWeb5IPにすることを目指す。
「GIRYPTO IP」は、300年後、幾多の世界大戦を経た地球を舞台として、仮想通貨を擬人化した10部族の生き残りをかけた物語が基本設定。10の部族を象徴するキャラクター達の活躍が、今後NFT化、コミカライズ、ノベライズなどされる予定だ。GIRYPTO NFTプロジェクトは、GIRYPTOの商品展開第一弾となるプロジェクト。11月11日に、「GIRYPTOフェイブルズ」として、デフォルメされたキャラクターイラスト合計3000枚のNFTが無料発行をされ、12月12日には、「GIRYPTOエピックス」として通常設定のキャラクターイラスト合計999枚が販売される。漫画、タテスクコミック、小説も鋭意制作中で、2023年の第1四半期に発表予定だ。