2022年11月08日 15:30

ラピュタロボティクスは、日本ロジテム社の横浜第一営業所に、自律走行型協働搬送ロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を納入。従来と比較し約2倍のECピッキング処理が可能となり、あわせて生産性も向上した。
日本ロジテムは、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化の術を模索していたが、高額で大規模な自動化ソリューションは、3PL事業として費用回収のリスクが高く、導入することが難しい状況にあった。そのような状況下、ラピュタロボティクスが提供するPA-AMRは、汎用性と柔軟性が高く、3PLの事業特性にマッチしており、導入を決定。
ラピュタPA-AMRは、作業スタッフと協働でピッキングを行い、荷物の搬送の代行とピッキングルートを最適化。それにより、生産性向上とピッキングスタッフの歩行時間削減を可能とする。導入前には、導入後のオペレーションフローについて検証を実施し、スムーズな導入に至った。また今回PA-AMRを導入した倉庫では、すでにクラウドWMS「ロジザードZERO」を活用しており、WMSインテグレーションのコスト及び時間を抑えてPA-AMRを導入できた。
担当者は、「導入後は作業者が初心者であってもロボットが効率良いピッキング順を誘導してくれるので、スキルに関係なく生産性の高いピッキング作業が可能になった。さらに、導入前後の手厚いサポートにより、オペレーションの切り替えもスムーズに実施できた」とコメントした。