2022年11月02日 12:51

スタジオユリグラフは、11月1日、思い出の本の交換を通じたオフライン起点のSNS「思い出書店」のβ版をリリースした。

「思い出書店」は、思い出の本の交換を通じ、新たな本や人との出会いを生み出すSNSサービス。本の交換履歴はデータベースに記録されており、今持っている本や、自分が持ってきた本の交換履歴をサイト上で閲覧することができるほか、コメントを通じた交流も可能だ(コメント機能は2023年1月実装予定)。

「思い出書店」は、各地にある「拠点」と、本を登録するための「アプリ」そして履歴を閲覧するための「ウェブサイト」の3つで成り立っている。拠点には、他の人の思い出の本のほか、思い出を書くための「帯」が置かれている。この本に、持ち寄った本の思い出を書いて、本に帯を巻く。「思い出書店」公式LINEから、帯に印刷されている固有のIDナンバーと、持ってきた本のタイトルを登録。その後、交換したい本のIDを入力することで、交換が完了する。本の交換履歴は、公式ウェブサイトから見ることが可能。また、自分の本が交換された際には、LINEで自動メッセージが届く。

「思い出書店」では、古本の交換を通じた繋がりの輪を広げるため、協業パートナーを募集。帯と本を置くスペースさえあれば、どこにでも手軽に拠点を作ることが可能。本を通じた交流・コミュニティづくりを促進する。現在、東京・淡路島・長野にて、拠点導入を進めており、2023年1月までに100拠点の設置を目指す。

思い出書店公式サイト(スマートフォン専用) / 協業パートナー申込み