2022年10月31日 16:29

総合ハンドツールメーカー京都機械工具(KTC)は、11月より、「タイヤリフター」(AWL101)を発売する。メカニックの高齢化や人材不足に加え、タイヤの大型化による重量増加で、車検整備の足回り作業の負担が増加。限られた作業スペースでも、スムーズに交換作業を行いたい、エアホースの取り回しを気にせず作業したいなど、より安全にタイヤの脱着を行える環境の整備が必要となっている。

本製品は、地上高520mmから最大1250mmの高さまで、タイヤを電動で昇降可能。持ち上げるのが困難な重いタイヤ(最大積載量:約40kg)でもスムーズな昇降作業が行え、両手作業により安全面にも優れている。ブレーキの設定・解除はブレーキを踏み込むだけで簡単に可能。大型のタイヤでもしっかり本体を固定することができる。本製品を導入することにより、作業者の負担を軽減し、両手作業により交換作業時の挟み込みを防止できる。

動力は充電式バッテリー(別売)を使用するため、エアホース不要でピット内の移動もスムーズ。全高・全幅を抑えたコンパクトサイズで、狭い作業スペースでも高い作業性を発揮。都市型の整備環境などスペースが限られた場所でもスムーズな移動が可能となる。

さらに、タイヤ分解整備に必要な工具もまとめて収納でき(オプション)、車検整備の足回り作業の効率化、省力化で収益向上につながる。「タイヤリフター(AWL101)」の 小売参考価格は50万円。詳しくはこちら