2022年10月24日 09:03

六甲山観光は、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を11月23日まで開催している。六甲高山植物園とROKKO森の音ミュージアムでは9月23日からの土日祝日限定で夜間営業を行い、自然の中で夜間限定作品を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催している。光や映像を使った作品を展開しているアーティスト高橋匡太さんによる体験型のアート作品が新しく登場した。

「ひかりの森~夜の芸術散歩~」夜間限定作品は、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品で高橋匡太さんの新作。園内にある5箇所の「光の泉」を全て周り、ゴール地点へ行くと、音楽と共に自分だけの特別な光の演出が鑑賞できる仕掛けになっている。

「高橋匡太「ひかりの実in SIKIガーデン」ROKKO森の音ミュージアム」は、笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて作る光の作品で、今年は神戸市内の小中学生など約2500人の「ひかりの実」を樹木に取付けている。エリア内をやさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれる空間を作る。

その他の夜間限定で楽しめる体験企画、「大巻伸嗣作品「そらのあな」夕暮れ鑑賞&ナイトハイク実施」。安藤忠雄設計「風の教会」に展示中の大巻伸嗣の作品「そらのあな」は、通常16時50分までの公開となるが、夕方から夜にかけて教会内の色彩が変化する作品の様子を鑑賞してもらうためのナイトハイクを実施する。11月6日、20日開催。※雨天中止。

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」は、11月23日まで開催。