2022年10月17日 09:10

森を守るクリスマスリース協会は、50~100年後のこどもたちに豊かな森を残すため、森林整備で発生した枝葉でクリスマスリースを作る「森を守るクリスマスリースプロジェクト」を、10月14日より開始した。

同協会は、こどもたちに豊かな森を残したいと考え、森林を整備する木こりの活動や、植林活動を支援する団体。「森を守るクリスマスリースプロジェクト」は、富士山麓の森林整備で発生した枝葉を、クリスマスリースキットとして人々に届け、オンラインやオフラインでのワークショップを開催。また、花の教室を運営している先生向けに、プロジェクトパートナーとして、ワークショップを開催できる権利も用意した。親子や仲間とリースを作りながら、森を守る大切さを学ぶきっかけを提供する。受け取った支援は、リースの材料費や配送料、植林の苗木の費用、木こりの活動支援費にあてる。

2021年も実施した同プロジェクトは、目標金額に対し、179%で終了。反響を呼んだため、1月有志メンバーより法人化をし、プロジェクトの再スタートを切った。森林整備の成果が出始めるのは、50~100年後。そのため、目先の優先度も低い事業だ。しかし、次世代の子どもたちに豊かな森を残したい。そのため、同協会ができることは、森林を整備する木こりの活動や、植林活動を支援したり、木材の活用の機会を作ることだと考えている。誰もが参加できるSDGsプロジェクトとして、森林整備で発生した枝葉を、クリスマスリースの材料に使用し、楽しみながら森林について学ぶきっかけを提供する。

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