2022年10月14日 19:35

ボーイスカウト日本連盟は、毎年9月第3月曜日(敬老の日)を「スカウトの日」と位置づけ、これまで40年以上にわたり清掃活動や美化活動を含めた奉仕活動を実施してきた。今年は、日本連盟創立100周年を記念して「プラごみバスターズ大作戦」と題し、全国のボーイスカウトが地域に対する感謝の気持ちを込めて河川、海を守るための清掃活動を行う。また、今年は初めて回収したプラスチックごみの再資源化にチャレンジし、地域におけるごみの循環に貢献することを目指す。
「プラごみバスターズ大作戦」は、「ごみの回収の循環から外れてしまったプラごみの調査・撲滅活動をして地球を美しく!」をミッションとした清掃活動。ボーイスカウト日本連盟は、プラスチックごみについて学び、課題解決のための行動を起こし、その行動を発信していく取り組みとして「プラごみバスターズ大作戦」を始動した。この活動を通して、ボーイスカウトが地域のプラスチックごみに目を向け、地域の美化に貢献する機会を創出している。
「プラごみバスターズ大作戦」では、全国規模で放棄されるプラスチックの調査・回収のほか、プラスチックの資源循環を体験することを目的の一つとしており、今回の活動では自分たちが回収したプラスチックごみから資源循環の一つの形であるアップサイクルにも取り組む。
山口周防大島での清掃活動は、10月16日9時半~12時半実施。回収した牡蠣パイプは、スカウトが色ごとに分別し、回収したのち、ピリカの協力を得て、再資源化を行う。