2022年10月12日 12:53

アノニギワイが運営する函館地域承継マッチングプラットフォーム「いさり灯」は、函館市のそば店「そば匠・喜の家」の事業後継者募集を10月12日より開始した。
「いさり灯」は、函館圏(函館市、北斗市、七飯町、鹿部町、木古内町、森町)で後継者を探す「探し手」と函館圏の事業を継ぎたい「後継者」をマッチングするプラットフォーム。取材を行い記事化、興味をもったと事業者とマッチングする。「探し手」に完全無料で使ってもらえるプランや承継準備期間に企業価値をあげられるプランなど、ニーズに沿って多くの掲載方法を用意している。「いさり灯」で目指すのは、単なる事業承継ではない。函館の資産・リソースを次世代に伝え、函館に新たな可能性の種を作ること。そのため、事業承継だけでなく、さまざまな資産・リソースの継承を募集できる。少しでも次世代にバトンタッチしていくことが函館に新たなイノベーションの種をまくことになる。
「そば匠・喜の家」は2011年に開業したそば店。店主の加藤祐喜夫さんが独学で学んだ絶品の手打ちそばと、何店舗も食べ歩きをしてたどり着いたこだわりの汁が魅力の人気店だ。今回、体力的な問題などから11月中旬をもって営業を終了。事業の後継者となる人を「いさり灯」で探している。交渉対象は、そば店を経営したい人。
交渉金額は250万円。募集期間は11月下旬まで。所在地は北海道函館市堀川町17−12。