2022年10月11日 09:38

S&K Holdingsは、石垣島に唯一のフードデリバリーサービスを運営する「島コンシェルジュデリバリー」を設立した。

人口や商圏が小さな離島石垣島では、首都圏などでは日常に受ける事が出来る一般的なサービスが行き届かず、島外から移住やワーケーションの為に訪れる「島ナイチャー」と呼ばれる人々にとって、とても不便に感じられる問題があった。地方創生の観点からも、この島で唯一のフードデリバリーサービスは非常に重要だ。2021年12月にサービスを開始した島コンシェルジュデリバリーは、ユーザー数拡大により新たに法人化する。

石垣島は人口5万人の沖縄県の小さな離島。島民のほとんどは南部の市街地に住んでいるが、それ以外にも観光名所でもある川平地域や、最寄りのコンビニまで45分かかる最北端の平久保地域に住んでいる人も少なくない。島コンシェルジュは、そういった遠方地域も含めて石垣島全域へデリバリーを行う事が出来る。また、住所がなくても、ビーチなどからランチがしたい、ビールが飲みたい、氷が欲しい、と言った需要にも対応する事が出来る。飲食店でなくとも、商品と店舗を特定出来るものであれば何でもデリバリーが可能だ。

UberEatsも出前館も無い石垣島の、小さなコミュニティ内でスタートした島コンシェルジュは、使い方がとても簡単。LINEの専用アカウントにチャットで欲しいものや届け先などを入れるだけ。石垣島の飲食店に詳しいスタッフとやりとりをしながら、今まで知らなかった店をすすめてもらうことも出来る。