2022年10月07日 12:56

Freewillが運営する、買い物をするだけで森が増えるエシカルマーケット「tells market」にて、「杉の木クラフト」から、杉の木の素材を活かした弁当箱が登場した。

日本の森の多くは戦後に植えられた人工林。かつて木材は建築や生活道具として使われていたが、今では新建材やプラスチック製品が広まったことで、あまり使われていない。「使わないともったいない木」が、杉の木。「うるしの弁当箱(6820円・ 税込)」は、軽くて手触りのよい杉の木に漆塗りをしている「呼吸する弁当箱」。「挽き曲げ」という伝統技法で作られ、接着剤も昔から伝わる漆と小麦粉で作る100%自然素材となっている。

調湿・断熱の性質があり、ご飯をおいしく保つことができ、高さがあるのでおかずを詰めやすく、見た目よりも多く入る。また漆は色移りや匂い移りを防ぐので、油物や色の濃いものなど、どんなおかずも入れられる。洗剤で洗うことができ、乾きも早いので手入れが楽。

どこにでもあるありふれた木を、魅力的に変えるのがクラフトの力。「なんでもないものを魅力的に変える」ためには「素材を活かしきること」が重要。素材が持つ特性をシンプルな形で、ちょうど良いバランスで表現。杉の木の特性である、軽く、真っ直ぐな木目、調湿性、保温性、手触りが良く、いい香り。人間の五感に響く心地よさは、実際に使ってみることで感じることができる。購入ページはこちら