2022年10月04日 09:54

日本パブリックリレーションズ研究所は、同研究所が監修・制作した「パブリック・リレーションズ for School 小学生」の発売を開始した。

同研究所は、井之上パブリックリレーションズのグループ企業として2004年8月に設立。絵本「なかなおり」をはじめ、幼児から大人まで、幅広い世代へのパブリック・リレーションズの普及と教育を目的に、各種講演活動や教材開発、人材育成などを行っている。

パブリック・リレーションズには3つの柱がある。「倫理観」は、いろんな人の立場になって考えてみよう。自分も含めて一人ひとりが幸せになっているか。「双方向性コミュニケーション」は、お互いに意見や考えを伝え合える関係性を作ろう。自分の意見をしっかり言おう。相手の意見もしっかり聞こう。「自己修正」は、それぞれの考えを合わせてもっと良い考えにつくり変えよう。一人の意見は大切だけど不十分なときもあるので、みんなで合わせてより良く変わっていこう。

2019年に発売された中高生向けテキスト「パブリック・リレーションズ for School」をリリースしてから約3年間、数多くあった質問・問合せが「小学生向けですか?」「小学生でも使えますか?」というものだった。その期待に応えて、現役の小学校教諭の栢之間倫太郎さんと庄子寛之さんを新たな研究員として加え、日本パブリックリレーションズ研究所のアドバイザー木野雄介さんの3人でゼロからテキストを作成した。本作も、前作に引き続き、マンガをベースにしていて、子どもたちの読み物としても十分に楽しめるものになっている。

日本パブリックリレーションズ研究所