2022年09月15日 19:05

アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」では、ピンクリボン・キャンペーンに賛同し、「PINKTOBER(ピンクトーバー)」という名を冠したチャリティ・キャンペーンを毎年実施している。
2022年度は、ピンクの蝶々がデザインされた「PINKTOBER(R) Butterfly 2022 Collection」を販売する。販売アイテムは、「Ladies PINKTOBER(R) Butterfly Tee(4400円・税込)、「PINKTOBER(R) Butterfly Pin(2200円・税込)」、「PINKTOBER(R) Butterfly Cap(3520円・税込)」など。これらチャリティグッズの売上の一部は、日本対がん協会「ほほえみ基金」に寄付される。
10月に世界中で行われる「ピンクリボン・キャンペーン」。シンボルのピンクリボンは、乳がん研究が浅かった80年代、アメリカの小さな町で、乳がんで死亡した女性の母親が、孫に同じ悲しみを繰り返さないよう願いを込め、ピンク色のリボンを手渡したことに端を発している。この行為が乳がんの恐ろしさと、乳がんについて知り、考えるきっかけを町の住人に広め、その後、アメリカはもとより全世界に広まった。日本でもピンクリボン・キャンペーンは年々拡大している。
また「ほほえみ基金」は、乳がんで苦しみ悲しむ人をひとりでもなくすことを目標に、日本対がん協会が2003年4月に設立した基金。ほほえみ基金の使途は、乳がん検診機器の整備、患者・サバイバー、啓発団体の支援など、乳がん征圧に向けて幅広く使われている。