2022年09月14日 16:41

「アッテル」社は、就職活動で適性検査を受けたことがある社会人300人を対象にインターネット調査を行い、適性検査に関して調査。その結果を発表した。まず、「適性検査の性格診断で自分を良く見せようとしたことはあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人は60.3%。半数以上の人が、就職活動時に適性検査で回答をごまかした経験があることが明らかになった。
「適性検査の性格診断で自分を良く見せようとしたことはある」と回答した118人にその理由を聞いたところ、「受かりたかったから」が74.6%と最多。「企業の求める人材に近づけるため」が47.5%と続く。行きたい会社に就職できるように、本音ではない回答をし、企業の求める人材に近づこうとしていることが分かる。
また全員に、「自分を良く見せようとした質問内容」について聞くと、一番多かったのが「人と話すのが好き」などコミュニケーション能力に関する質問で27.3%。続いて「落ち込みやすい」「イライラしやすい」などストレス耐性に関する質問で20.7%だった。
「適性検査に正直に答えないことで、どんな不安があるか」聞いたところ、「入社してから会社が合わない可能性がある」と47.3%と半数近くが回答。自分を良く見せるためにごまかしたことのある人が多い一方で、正直に答えなかったことで不安に思っている人が多いことも分かった。また、「ごまかす必要のない適性検査を受けて、自分に合った会社に入りたいか」という質問には80.3%もの人が「はい」と回答した。