2022年09月14日 16:03

Visit Finland(フィンランド政府観光局)は、「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」を9月17日~11月10日に開催する。これは、渋谷にあるBunkamuraザ・ミュージアムにてライフスタイルブランド イッタラ創立140周年を記念して行われるもの。今回のような島根県、長崎県、京都府、そして東京の美術館を巡る大規模な展示会は初の試み。フィンランドデザインミュージアムと、イッタラのアーカイブから貴重な作品を選定し展示する。
フィンランドを代表するライフスタイルブランド イッタラは、人里離れた村の小さなガラス工房から始まった。北欧最大のガラスメーカーへと成長し、美しさと機能性をすべての人へ提供するという、フィンランドデザインの発展を牽引したアルヴァ・アアルトやカイ・フランクの思想のもと制作されている。
デザインの発展を牽引したカイ・フランクは日本文化に影響を受けたと知られている。また、国際的なデザインブランド イッタラとして、複数の日本人デザイナー並びに建築家とのコレボレーションを実現した。
本展では、イッタラの歩みを象徴する20世紀半ばのクラシックデザインを中心とし、陶器や磁器など世界中で愛され続ける製品450点を紹介。イッタラの製品の歴史を見れば、フィンランドの文化や人々のライフスタイルの変化などが深く結びついていることが明らかになり、今なお輝き続けるイッタラの世界を楽しめる。