2022年09月13日 12:58

WHILLは、「敬老の日」に先立つ9月13日より、歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」の先行受注を開始する。
免許返納件数は年間60万件に上る一方、その後の移動手段に挙がるシニア向け電動アシスト自転車やシニアカーの流通台数は計16万台弱にとどまっており、シニア向けモビリティ市場は限定的であることがわかる。高齢化の加速に伴い、今後移動手段のニーズが一層高まることが予想される中、創業当初から近距離、特に歩行領域の移動をカバーするプロダクトとサービスを展開するWHILL社は、これまでになかった全く新しいカテゴリーの移動手段として、「Model S」を市場投入する。
「Model S」は、電動アシスト自転車よりも安定した走行性能と、シニアカーよりも日常に馴染みやすいシンプルなデザイン性を併せ持つスクーター型モデル。歩道を安定して長く走ることができるため、高齢化社会において免許返納後も心地よく走れるクルマ、自転車の代わり、長距離を歩くとなると疲れてしまう人の移動手段として、既存の移動手段では拾いきれなかった顧客ニーズを形にしている。操作はシンプルで、レバーを握れば前進/後進、手を離せばその場でブレーキがかかり停止する仕組み。直感的で分かりやすい、かつ滑らかな操作性でありながら、操作部には自動車に馴染みがあるアイコンを採用し、運転の楽しさを演出している。
価格は21万8000円~(非課税、送料調整費別)。