2022年09月08日 09:57

芝パークホテルが運営するパークホテル東京は、9月7日から通年で、1泊につき200円を障がい者自立推進機構 パラリンアート運営事務局に寄付する宿泊プラン「アートホテルに泊まってパラリンアートを支援」を販売する。

パークホテル東京は、2013年に「日本の美意識が体感できる時空間」をコンセプトにアートを基軸としてリブランド、そのプロジェクトの一つとして客室の壁をキャンバスとした「アーティストルーム」が34室ある。パラリンアートは「障がい者がアートで夢を叶える世界」の実現を目指し、社会保障費に依存せず、民間企業と個人の協力で障がい者支援を継続できる社会貢献型事業を行っている。障がい者アーティストの作品(絵画・デザイン等)をさまざまな企業・団体にアート利用してもらうための橋渡しの役割を担い、障がい者が持つ才能をひろく世間に発信するとともに、採用されたアーティストや障がい者施設へ報酬を支払うことで、彼らの社会参加と経済的自立を推進している。

今回の宿泊プラン利用者は特典として「パラリンアート世界大会記録集」が付いてくる他、ホテルに展示されているパラリンアートの作品を10%割引で購入することができる。パークホテル東京ではパラリンアート協力のもと、社会貢献活動の一環として29階と32階(客室階)回廊に「パラリンアート ミュージアム 展」を常設展示している。展示作品は、世界中の障がいのある人が芸術才能を披露する「パラリンアート世界大会」と、「SOMPOパラリンアートカップ」の入賞作品だ。

価格はシングル1万600円~(税・サービス料含む)。宿泊開始日は9月7日。

パークホテル東京