2022年08月05日 10:00

みんなの夢をかなえる会は、8月3日、「高校生みんなの夢AWARD3全国大会」を国立オリンピック記念青少年総合センターにて無観客で開催した。

同法人は、起業家の発掘・育成・支援を目的に、ビジネスコンテスト「みんなの夢AWARD」を12年連続で開催してきた。2020年より起業家予備軍の裾野を広げる為、高校生を対象としたビジネスモデルコンテスト「高校生みんなの夢AWARD」を開催し、今回は第3回目となる。エントリーする高校生は、同法人がオンライン上で無償公開している「ソーシャルビジネス学習プログラム」を通じて、世界・日本・地域の様々な社会問題について学び、社会問題を解決する10人の起業家の事例に触れ、ビジネスの基本について学習。そして、自らが関心を持った社会問題を解決するビジネスモデルを立案する。

今回は、新型コロナウィルス感染症予防対策の為、全国大会は国立オリンピック記念青少年総合センターにて無観客で開催。10名のファイナリストからは様々な社会問題を解決する、高校生らしいアイデアに富んだビジネスモデルが発表された。グランプリに選ばれたのは、「都市蜜源を有効活用せよ!!」というビジネスプランを発表した、京都先端科学大学附属高等学校2年生の山路菫さん。山路さんは、学校のテラスで養蜂を行い、採取したハチミツを販売した経験から、他の都市や住宅密集地でも養蜂が可能だと考え、学校・マンション・ビルの屋上での養蜂事業を立案した。日本の食糧自給率の向上に貢献しながら、学校の生徒に食育やビジネス教育の機会を提供したいとの思いを発表し、見事グランプリを受賞した。

高校生みんなの夢AWARD