2022年07月19日 16:30
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主にキッチン用品の製造・販売を行うKULASIFULは、界面活性剤入りの洗剤を使って川などで食器洗いをすることについて、意識調査を実施した。それによると、界面活性剤入りの洗剤を河川などに流しても良いのかとの問いに対し、「いいえ」と答えた人が95%で、「はい」と答えた人が5%という結果になった。

多くの人が、界面活性剤入りの洗剤を使った河川での食器洗いを「よくない」と認識している。しかし同社では、昨今のアウトドアブームにより危険性を認知しない層に対し、啓発活動を実施することは環境にとって有意義であると考える。

洗剤や石鹸など、油汚れを落とすために用いられる物質は「界面活性剤」と呼ばれる。界面活性剤が生物の細胞に付着すると、脂質を溶出させ、細胞が機能不全を起こす。たとえば魚のエラに付着すると、魚は酸素を取り込めなくなり窒息するため、川や湖沼に洗剤を流してはいけない。特にBBQ道具には油や炭などの汚れが付着しているので、そうしたものは河川で洗わないことが重要。

アウトドアで使用する際の洗浄剤は、自然に優しい洗浄剤に置き換えることができる。例えば、ホタテ貝殻由来の洗浄剤は高アルカリ性で強力な洗浄力を持っているにもかかわらず、天然素材で身体や環境に優しい。普段の洗浄剤をホタテパウダーに変えることで、汚染により下がっていた河川の自浄力を復活させ、環境改善にも繋がる。同社では、ますますアウトドアを楽しむ人が増えるからこそ、今後も啓発活動を実施する。