2022年07月11日 12:01

全国漁業就業者確保育成センター(漁師.jp)は、7月第3週月曜日を「漁師の日」として日本記念日協会に申請し、認定された。

食料の安定供給が大きな課題として注目される中、日本は世界的にも豊富な水産資源を有し、また世界の海でも漁業を行っている。その水産資源確保の担い手である漁師の人数は年々減少している。漁師の後継者が減り、高齢化も進んでおり、近い将来、水産資源の確保が人的に難しくなることが心配される。漁師.jpは、漁師の担い手確保育成を目的に2012年1月に設立され、「漁師ファースト」をモットーに、漁業就業支援フェア(漁師と漁師希望者のマッチングイベント)や漁師就活セミナー、水産系高等学校等での漁業ガイダンスの開催等、様々な取り組みを通じ、漁師の担い手不足の解消に取り組んでいる。それと同時に、漁師になる夢を叶えた若者が、長く働き続けられるよう種々の対応をしている。

今回、海の日と同日の7月第3週月曜日を「漁師の日」とすることで、より多くの国民の人々が、漁師という職業をリスペクトし、チャレンジする若者が増えることを期待している。漁師にとって海は生きる舞台。その海の記念日である「海の日」と同日を「漁師の日」とすることで、広く社会に普及するよう、また、国民の祝日と合わせることにより、漁師にとっては家族と共にゆっくり過ごす日となることを願い、この日にした。漁師.jpでは2002年より毎年不定期で、東京、大阪、福岡などで漁業就業支援フェアを開催してきた。記念日認定を機に、毎年漁師の日に東京等で同フェアを開催する。

漁師.jp