2022年07月11日 10:00

メイキコウは、働く人の安全に配慮したコンベア「セーフティ ローラ フロー」の販売を開始した。
同社は、新東工業のグループ会社。シザーリフト・コンベア・システム&トラックヤードの3事業を手掛けるマテリアルハンドリングのトップメーカー。国内外の搬送・移載に関する自動化、生産性向上に貢献している。
工場や倉庫、物流センターに欠かせないコンベア、その周辺の軽作業では、ローラに手や指を挟まれる災害事例が多く発生しており、働く人の安全性の向上は企業の緊急課題となっている。今回、販売を開始する「セーフティ ローラ フロー」は、独自のフリクション機構によって、万が一の挟まれや巻き込まれ時にローラ自体の回転が止まる為、作業現場の危険リスクを低減し、働く人の身体に関わる安全性を向上する。加えて、モータを内蔵しているローラ1本で複数のローラを同時に動かすことができる為、エネルギー効率が高く、環境に優しい商品だ。また、同製品は搬送許容質量に応じた3種類の駆動伝達方式と各種シリーズを揃えており、顧客の搬送現場に合わせた選択が可能となる。「ものづくりのつなぎ」にこだわる同社が搬送現場の安全性にもこだわり、具現化した製品「セーフティ ローラ フロー」。今後も、搬送現場の自動化や安全性に向上する商品・サービスの展開により、社会に貢献していく。