2022年07月07日 09:57

小田急電鉄は、個人のエンパワーメントを目的にリサーチや情報発信、ソリューション開発のために立ち上げたイノベーションラボ「IFLATs(アイフラッツ)」を通じて、7月11日に、市区町村と連携し地域創生を目的とした新ソリューション「価値創造型人材育成プログラム」の展開を開始する。

また、同日に「個人が生き生きと暮らせる環境づくり」を共通目的とする「ウェルビーイング・コンソーシアム」を始動し、プログラムの充実に協働する。「価値創造型人材育成プログラム」では、地域や組織の枠を超えた参加者が集い、主催地域に滞在して多様な知見や思いを共有することで地域の新たなビジョンを描き、地域創生のための支援を行う。特に、ビジョンの具現化に向けては、価値創造を目的に自ら行動を起こし続けられる人材が不可欠と捉え、各参加者が自らの強みや人的・環境資産を肯定的に再認識し、ウェルビーイング(定義:個人の身体・精神・社会的に充足した状態)の向上に寄与する内容にも取り組む。

初回は鳥取県倉吉市、2回目は奈良県吉野郡下北山村で実施することが決定しており、主催地域を拠点とする団体に加え、ウェルビーイング・コンソーシアムの参画団体を中心として主催地域外の団体からも参加する。ウェルビーイング・コンソーシアムは多様な強みを持つ10の参画団体で始動。同コンソーシアムの参画団体である鳥取銀行と同社は、7月6日に連携協定を締結し、鳥取県内での価値創造型人材の育成と地域創生に注力していく。

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