2022年07月05日 12:41

サーチは、媒体に設置したカメラの画像をエッジAIで即時処理し、媒体視聴範囲の人数・性別・年代・視聴態度(進行方向・滞留歩行状況)をリアルタイムに可視化するクラウドプラットフォームサービス「OOH Analytics」の提供を開始した。
「OOH Analytics」は、屋外ビジョンやデジタルサイネージなどの映像媒体では広告ごとの計測データを取得・分析し、看板など静止画媒体では24時間計測データを活用する。広告料金から一人あたりの接触単価や視聴推計単価など費用対効果分析も可能だ。これまで不明瞭であった屋外広告視聴者が「どの様な人たちで・どの様な態度で・何人見たのか」をリアルタイムにデータで蓄積することにより、詳細な過去データを基にした出稿計画が可能になることや、リアルタイムデータからフレキシブルに出稿量や出稿期間の増減を調整するなど、屋外広告のプランニングの幅が大きく広がる。今後、媒体前往来者の「移動流入(世界・国内)」「興味・関心」「消費傾向」などを可視化し、「デモグラフィック分析」の機能追加を予定している。
実施媒体(6月時点)は、「新橋 SLビジョン(自社媒体)」(東京都港区新橋2丁目8-7 新橋SL広場)、「新橋 龍角散ビジョン(自社媒体)」(東京都港区新橋1丁目12-9 新橋駅銀座口交差点)。
料金体系は、設置機器・設置環境などにより異なるため要問い合わせ。