2022年07月04日 09:58

ワークシフト研究所は、7月1日より、赤ちゃん連れでも参加できる勉強会「育休プチMBA」において、法人向けに月額定額制の「福利厚生プラン」を提供すると発表した。
政府が推進する両立支援策により、出産後に復職する女性は増えてきたが、出産育児によるキャリア中断、時間的制約、ロールモデルの不在といった課題、また、統計的差別による支援不足などから、女性は男性に比べて学習機会を逃しやすい傾向にある。
ワークシフト研究所は、「子どもを持って働くことが当たり前」になる社会を目指して、育休から復職した誰もがキャリアアップできるように、育休プチMBAなどの勉強会や研修を通して、復職者の活躍支援を行っている。これまでも育休プチMBAを企業研修として法人で導入することができたが、料金体系が従量課金制となっており、予算の都合上、より多くの従業員を対象にしづらいという声があった。また、4月から段階的に施行される改正育児・介護休業法によって、今後は男性の育児休業取得者が増えることも見込まれ、復職研修へのニーズがさらに高まる見通しだ。そこで、新たに月額定額制のプランを提供することで育休プチMBAの法人導入を後押しし、育休取得者*のキャリアアップを支援していきたいと考える。
福利厚生プランの利用対象者は、産休中または育休取得中の人、育休から復職後1年以内の男女。実施回数は月に2回程度。今後開催回数を増やしていく予定だ。月額利用料金は1万8000円(税込)。年間契約。利用料金は従業員数によって異なる。