2022年06月22日 09:36

リアルジャパンプロジェクトは三河仏壇の商品開発支援として、三河仏壇振興協同組合と共に三河仏壇の伝統技術を活かしたライフスタイルブランド「+81(エイトワン)」を始動。併せてオンラインストアも開設した。

三河仏壇は、昭和51年に経済産業大臣から「伝統的工芸品」の指定を受けた。発祥は江戸時代中期の元禄時代。現在の愛知県岡崎市で誕生した。三河の山麓で育まれた素材を用いて「八職」と呼ばれる8人の熟練の職人が木地造りから彫刻や漆芸、蒔絵や箔押し、さらには鋳造や鍛造といったそれぞれの技術を連携させる事で三河仏壇は完成される。

まさに総合芸術と言える三河仏壇の技術。しかし、時代の変化と共に生産額が低下し業界が縮小。存続の危機を迎えつつある。そこで三河が誇る仏壇職人の技術・技法を守るため、雑貨に三河仏壇の伝統技術を落とし込んだ商品づくりに取り組む運びとなった。

「整うまでトコトン磨く(心・己・歯・男・女の全5種)」は各1100円(税込/仮)。凹凸のある木製の粗い文字を付属の紙やすりで磨くと文字を磨いている間に自分自身も整うかもしれないワークキット。仏壇の街・三河の心整うお土産となる。

「プッシュピン(黒漆・朱漆・箔蒔・梨地・金箔・蒔絵・桜彫りの全7種)」各2200円(税込/2個入り)。フック形のヘッドに引っ掛ければお気に入りのポストカードを画鋲で穴を開けずに飾る事が出来る便利アイテム。うるし塗りは三河仏壇に用いられる伝統的な技法をアートワークにマッシュアップした一品となる。