2022年04月14日 09:38

サイエンスアーツとワスドは、店舗接客DXとして「Buddycom(バディコム)」と「デジちゃいむ」を連携した。
「デジちゃいむ」は、店内や会場に設置した呼び出し用の二次元コードを通じて利用者がスタッフを呼び出し即座にスタッフへ通知するとともに、呼び出しの詳しい相談内容も把握できるサービスとなる。
今回、利用者とスタッフをスムーズにつなげる「デジちゃいむ」と、離れた場所にいるスタッフ同士をつなげる「Buddycom」が連携することで、コミュニケーションがひとつにつながり、限られた人数のスタッフでも利用者に満足してもらえる店舗接客DXが実現する。両社は今後、アミューズメント施設をはじめとして、レストランや小売店舗、ショッピングモールのような複合施設など、多くの利用者が集まるさまざまな店舗に、連携する2つのソリューションを広く提供していく。
デジちゃいむのスタッフへの通知は、スタッフ用のデジちゃいむアプリやPCの管理画面へ送信されるが、内容の確認には、スマホやPCの画面を見る必要があった。今回、Buddycomとデジちゃいむが連携することで、スタッフは逐一スマホやPCの画面を確認することなく、通知内容を音声で「聞く」ことができるようになった。また、これまでデジちゃいむだけでは利用者からの呼び出しを受けた際に、誰が対応するかなどを協議する手段がなかったが、Buddycomを使えばスタッフ全員ですぐに会話がつながるので、効率的な接客が行えるようになる。