2022年04月01日 16:30

廃棄物処理業において女性の社員比率5割を目指すタイヨーは、毎日の作業でより動きやすく、見た目もスタイリッシュなユニフォームを新しく導入。同じコンセプトで描かれた新デザインのゴミ収集車も同時に発表した。
同社は従来からSDGs 目標5の理念に共感し、「ジェンダー平等」社会を実現するため、自社でも実際に女性の登用を進めてきた。結果、2016年以前は10%未満だった女性従業員の割合は、2021年12月で35%にまで上昇。事務職だけでなく現場で活躍する女性が数多く、彼女たちを中心に「社内改善および業界PR」を行うチーム「READY SUNFLOWER」が発足している。
3Kと言われる職場でも、女性が働きやすくなるように。「READY SUNFLOWER」からは、そうした要望もあり、新しいユニフォームがデザインされ、同時に収集車へも導入された。新デザインの基本となる色は、ターコイズブルーとホットピンク。ブルーは「安心」と「信頼」をイメージする色であり、旧ユニフォームの基本カラーを受け継いでいる。一方、赤みが強く暖かさを感じさせるホットピンクは「多幸感」と「愛情」にあふれており、華やかな女性たちをイメージ。
軽く丈夫な素材で作られた新ユニフォームは現場でも好評で、以前から「スノーボードウェアみたい」と好感されていた印象を引き継いでいる。一般的には青基調のデザインが多いが、デザインチームは「ゴミ屋さんのイメージとは真逆で、明るく目立つように強く意識しました」とコメントした。