2022年03月24日 12:49

日本交通は、「令和3年度 東京都『心のバリアフリー』好事例企業」に選出された。
高齢の人や障がいのある人、乳幼児を連れた人など、全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けることが「心のバリアフリー」だ。東京都では、企業等とも連携し、心のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、意識啓発等に取り組む企業等を「心のバリアフリー」サポート企業として登録・公表する取り組みを実施している。また、特に優れた取り組みを実施している企業等を「心のバリアフリー」好事例企業として公表している。
日本交通は、創業94年(1928年創業)、グループ売上高で日本最大のハイヤー・タクシー会社。「令和元年度 東京都『心のバリアフリー』サポート企業」に登録されているが、今回その中でも特に優れた取り組みを実施している企業として「令和3年度 東京都『心のバリアフリー』好事例企業」に選出された。同社は、ユニバーサルデザイン車両「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の積極導入と、「陣痛タクシー」、EDS「キッズタクシー」「サポートタクシー」といったサービスメニューの充実により、多様化する移動ニーズに応えている。さらに、それを支える乗務員の人材育成、接客接遇スキル、ホスピタリティの向上にも力を注ぎ、利用者に寄り添ったバリアフリーな社会インフラの提供を目指している。このような多層的な従業員教育とサービス提供により、多くの人が円滑に移動できるまちづくりに貢献している点が評価され、今回の「東京都『心のバリアフリー』好事例企業」選出となった。