2022年03月23日 15:11

ネクスウェイとスカラグループのエッグは、日本郵便が主催する第36回全日本DM大賞において、共同制作した作品が、金賞と審査員特別賞(実施効果部門)を受賞した。

全日本DM大賞は、DMの審査・表彰を通じて、DMの企画・表現技術の向上および広告メディアとしての役割・効果の紹介を図ることを目的としたもの。また、DMの広告主、制作者にスポットを当てることで、DMというメディアが広く認知され、多くの人に親しまれる存在となることを目指している。2021年度の開催で36回目となる今回は、グランプリ1点、金賞4点、銀賞8点、銅賞12点、審査委員特別賞3点、日本郵便特別賞7点が選ばれ、3月4日に贈賞式が開催された。

ネクスウェイとエッグは、現在自治体向けにふるさと納税受領書の発送業務を代行するサービスを開発している。今回、サービスの認知向上のため、「ふるさと納税担当者へのふるさと納税返礼品風のDM送付」を企画。封筒ではなく段ボール箱を使用することで、ふるさと納税担当者宛に返礼品が届いたかのようなインパクトを与えたいと考えた。

ふるさと納税の送付物を思わせる体裁、会社名に合わせてビジュアルに卵を使うなど、開封ギミックが秀逸であること。また、発送代行サービスのパンフレットをはじめとする具体的な提案が一つのファイルにまとめられ、営業担当者の代わりとなるDMに仕上がっている点が評価された。自治体向けDMながら10%という高いレスポンスを獲得した点も評価されている。