2022年03月01日 09:46

国際文化会館とアジア・パシフィック・イニシアティブは、7月1日を効力発生日として合併する。
公益財団法人国際文化会館は、1952年に設立された民間国際交流団体のパイオニア。一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブは、2011年に設立された日本を代表する独立系シンクタンクだ。両財団は、それぞれ設立以来、「民間」「独立」「グローバル」という理念を大事にし、共に「国際関係・地域研究・地政学」「社会システム・ガバナンス・イノベーション」の事業分野に注力してきた。このように価値観と事業分野を共有する両財団は、今回の合併により事業規模を更に拡大させ、日本はもとより、アジア・太平洋地域を代表する知の交流の拠点となり、グローバルでより高いインパクトを発することを目指していく。
合併後の財団のミッション(目的)は、「多様な世界との知的対話、政策研究、文化交流を促進し、自由で、開かれた持続可能な未来をつくることに貢献する。」。研究領域は、両財団が取り組んできた「国際関係・地域研究・地政学」と「社会システム・ガバナンス・イノベーション」、そして、国際文化会館が取り組んできた「文明論・哲学」「アート・デザイン」の4分野。これらの4分野のそれぞれにおいて、人物交流・国際会議、人材育成、政策研究・提言、社会実装、という4つの事業形態、合計16事業領域(=4分野×4形態)で活動していく。なお、合併後の名称は「公益財団法人国際文化会館」となる。