2022年02月21日 15:48

凸版印刷は、ビジネスコミュニケーションが可能なメタバースサービス基盤「MiraVerse(ミラバース)」を4月より提供開始する。

「MiraVerse」は、建物や製品・アートや自然など、あらゆるものを設計図や3D計測・色彩計測などを用いて正確に3Dデータ化。4K/8Kの高精細・低遅延なオリジナルレンダリングエンジンとの組み合わせで、真正性を追求したメタバース空間を構築することができる。さらにインテリアなどでは質感計測技術を用いることで、その風合いまでも忠実に再現、あたかもその場にいるかのような高い臨場感を実現する。「MiraVerse」では、現実世界をそのまま取り込むだけでなく、アイデアや図面段階の試作品など実在していないものも含めて様々なデータを自在に組み合わせ、ユーザー自ら全く新しいモノや空間を作り出し、その中で相互コミュニケーションをすることが可能。また、「MiraVerse」で活用される全ての情報は高いセキュリティ性を担保したクラウド上で一元管理されるため、ビジネス用途でも活用することが可能だ。

メタバース内で自身の分身となるアバターについては、凸版印刷が提供するアバター生成管理基盤「AVATECT(アバテクト)」と連携し、アバターの本人確認や、アバターとメタバース間のセキュア連携機能を提供。これにより、なりすましを防止し、信頼できる相手との安全/安心なコミュニケーションを実現する。

キャンペーン価格は、初期データ登録料500万円~/空間、スペース利用料50万円~/月間(構築するメタバースの規模によって価格は変動)。

凸版印刷