水産物の養殖や加工・販売を手掛ける株式会社「ふく成」は、熊本市が主催する「Kumamoto City Pitch」に、「ベンチャーピッチ部門採択企業」として代表の平尾優さんが登壇することを明らかにした。

「Kumamoto City Pitch」とは、熊本市域で優れたビジネスモデルや独自の技術を有し、イノベーションを創出する意欲のある企業を応援する熊本市主催のピッチイベント。「イノベーションの創出」に向けて、今後熊本を引っ張っていくベンチャー企業と、ベンチャーキャピタルや金融機関、事業会社がマッチングする場を設定。資金調達や事業提携など、ビジネス領域の拡大やコミュニティ形成に繋げ、熊本市域内のベンチャー企業の更なる成長・発展に寄与することを目指している。

今回の「ふく成」の登壇内容は、「水産養殖業×特殊冷凍技術　テクノロジーで常識を変える」。創業62年の歴史を持つ水産養殖の技術と、最新の冷凍技術「アートロックフローズン」を駆使することで、最高品質の商品を消費者に届けることが可能となる。

登壇者のふく成代表取締役・平尾優（ひらおまさる）さんは、1980年6月12日生まれ、熊本市出身。2011年に結婚を機にふく成へ入社。2016年7月に法人成りして現在の「株式会社 ふく成」の代表取締役に就任する。2020年3月から新しいEC事業をスタートさせ、特殊冷凍技術の発展に尽力。現在もサスティナブルな水産業を目指して日々努力している。当日は、生産者の想いや「冷凍テクノロジー」の未来がどうすれば実現可能になるのかなどを伝える。