2022年02月17日 19:00

凸版印刷は、外出や移動が制限され観光旅行が困難な状況の中、あたかもその場にいるかのような観光体験を可能にするバーチャル観光コンテンツサービスを開始。高精細なアーカイブデータを用いて精確に再現した文化財や世界遺産等のVRコンテンツを活用し、現地でも入ることができない場所などVRならではの旅行体験を提供する。

第一弾として、2013年に製作したマチュピチュ遺跡をテーマにしたVRコンテンツをバージョンアップ。マチュピチュ遺跡案内の経験が豊富な日本人ガイドの解説と組み合わせた、よりリアルな遺跡ツアーコンテンツ「VR時空旅行 マチュピチュ遺跡」を開発。在日ペルー大使館およびPromperú、現地ツアーを行うコンドルトラベルジャパンの協力のもと、現地さながらに遺跡の見どころなどを紹介している。

特徴は、可搬式カーブスクリーンで遺跡内を実際に歩いているかのようにめぐるツアー体験。人の目線に近い動きにより、実際に遺跡内を歩いているかのように遺跡内をめぐることができる。これまではトッパンVRの専用シアターでしか体験できなかった、没入感と臨場感のあるVR鑑賞体験を提供する。

また、太陽の光の差し込み方や影の動きなどにより時間を変化させることで、マチュピチュ遺跡が太陽の動きに密接なかかわりがあることを紹介。夜間は閉鎖されて実際の遺跡では見ることができない夜のマチュピチュ遺跡を体験することも可能。本コンテンツは、2月23日に、イオンモール幕張新都心で開催するイベントで初公開する。