2022年02月01日 15:00

ANDARTは、同社が運営するアート作品の共同保有プラットフォーム「ANDART(アンドアート)」において、会員間取引におけるオーナー権の指値売却機能を導入した。

「ANDART」は、これまで手が届きづらかった高額な有名アート作品や大型作品のオーナー権を1万円から購入/売買ができる、日本初のアート作品の共同保有プラットフォーム。オーナー権とは、各アート作品の共有持分権(所有権)であり、オンライン上でのコレクションや実物作品の鑑賞機会など様々な優待を受けられる。2019年のリリース以来40作品の販売を行い、会員数は1万7000名を突破。2020年、日経トレンディのスタートアップ大賞にて第3位を受賞。2021年9月13日に2.8億円の資金調達を実施した。

これまでの会員間取引では買い手が売り手(現オーナー)へオファーを出し、売り手が承諾することで取引が成立していた。今回の指値(希望する売買価格を指定して発注する方法)売却機能実装により、新たに売り手からも希望価格で売却オファーが出せるようになる。売り手から指値で売却オファーが可能になり、保有しているオーナー権を希望価格で売却しやすくなった。売却オファーの出し方は、マイページの作品より、「売る」を選択。「希望価格で売却」を選択、売却価格を設定する。売り手からも売却オファーが出せることで、オーナー権の活発な売買を促進し、より多くの作品を保有できるきっかけを提供する。

ANDART