2022年01月31日 12:36

ヘムVR(スウェーデン)は、コロナ禍で筋力低下リスクが高まる中、VRでどこにいても同じ空間でフィットネスバイクができるヘムVRを、1月31日に発売開始する。
本商品では、離れている相手とVR空間の相手アバターは、同じ頭の動きをする。最大3名まで同じ空間で話すことができるので相手の存在を感じ、直接会っている感覚により近くなる。VRゴーグルを装着し室内バイクを漕ぐと、ゴーグルに映し出される映像と、装着しているセンサーが連動。そのためVR 空間で自身がサイクリングしているような感覚で、飽きることなく時間を忘れて有酸素運動に取り組むことができる。
使い方は、スマホにアプリをインストールし、本製品のヘッドセットに入れるのみ。小型センサーを直接足に装着する(靴下等に入れる)ので、どの種類の室内バイクでも使用可能。パソコンもコード/ケーブル類も不要で、簡単に装着でき、VRと連動するので自宅、介護施設等での利用などシュチュエーションを選ばない手軽さがある。価格2万5000円。
コロナ禍の今、各自治体において高齢者のコミュニティの場や通いの場などの利用が推進されているが、歩行状態の悪化、体力低下のため困難となるケースが散見される。しかし、本商品が普及することによって、日常生活における動作が改善。また、コミュニティの場、通いの場などでの活動に参加でき、高齢者の行動変容を促すためのソリューションとなると考えられる。詳しくはこちら。