2022年01月28日 12:59

カレンスタイルは、点在する海上タクシーリソースと利用者とを効率的にマッチングする「SeaKaren(シーカレン)」の提供を、4月14日より、瀬戸内海において開始する。

近年、瀬戸内海周辺は世界的なアート鑑賞エリアとして知名度が高まっている。同エリアでは瀬戸内海に点在する島に其々特徴づけられたアート作品が展示され、各島の美術館等を回り、島嶼間を移動しながらそれらを楽しむスタイルが提案されている。島嶼間は定期的に運行されるフェリーや高速艇等を用いた移動が一般的だが、繁忙時には観光客が乗り切れない、乗船するために長時間待つ、航路や運航時間が限定される、などの課題があった。一方、瀬戸内海周辺には海上タクシーといわれる、小型船舶等を一定時間占有して観光客を輸送する交通機関があるが、海上タクシーの利用はおしなべて電話予約などの従来型の予約方法に限られ、決済手段も含めてIT化が遅れているのが現状だ。

「SeaKaren」は、「手のひらの上から船を呼ぼう 海の道を自在にゆく」をキャッチフレーズに、自身のスマートフォンやタブレット端末等にインストールした専用アプリ内で、海上タクシーの予約から相乗り募集、利用料金の決済まで、すべてが完結する海上タクシーと利用者とのマッチングサービス。独自の料金計算ロジックにより、利用者、船長、システム提供者、それぞれに経済的ベネフィットを生み出す「三方よし」を実現。さらに、キャッシュレス対応、多言語対応など、利用者、船長双方にとっての利便性も向上する。

SeaKarenサービスサイト