
マイボイスコムは、4回目となる「味噌」に関するインターネット調査を11月1日~5日に実施し、1万306件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、味噌が好きな人は、「好き」「どちらかといえば好き」を合わせて9割弱。「好き」と回答した人は5割弱、高年代層で高く、男性10~30代で低くなっている。味噌を料理に週4~5回以上使う人は4割弱、女性や高年代層で高い。週1回以上は7割強。使用頻度は東北や北陸で高く、「ほとんど毎日」が各3割強、週4~5回以上が5割前後となっている。
使っている味噌のタイプは(複数回答)、「米みそ・こうじみそ」が味噌使用者の55.5%、「合わせみそ」が32.2%、「赤みそ」「白みそ」「だし入り」が2割前後。北海道では「白みそ」、中部では「赤みそ」「八丁味噌」、四国では「麦みそ」が他の地域より高くなっている。中部では「赤みそ」が1位。味噌を使う料理は(複数回答)、「味噌汁」が味噌使用者の96.6%、「鍋物」「炒め物」「煮物、煮込み料理」が3割前後。東北では「おにぎり」、中部では「揚げ物」「ゆでたもの・蒸したものにつける」が他の地域より高い。
使用している味噌のメーカーは(複数回答)、「マルコメ」が味噌使用者の39.6%、「ハナマルキ」が27.4%で上位2位。北海道・東北では「かねさ」、中部では「イチビキ」「マルサンアイ」、九州では「フンドーキン醤油」の比率が高くなっている。味噌購入時の重視点は(複数回答)、「味」が味噌使用者の71.8%、「価格」が42.1%、「味噌の種類」が36.6%、「原材料」「大豆の種類」「容量、サイズ」「食べ慣れている」が各20%台となった。