2021年12月20日 09:39

ブルーオーシャンは、檜原村初のアートプロジェクト「ひのはらアートプロジェクトβ」を、12月18日~29日までの12日間、村内回遊型現代アート展覧会として開始する。

同プロジェクトは、首都の水源であり、多くの木材を産出し、山遊びの地として豊かな風土から、近年クリエイティブな移住者や関係人口が増えつつある檜原村の魅力を、質の高いアートの展示や制作を「やまのよさ」と掛け合わせた展示で、より多くの人々と共有することにより、持続可能な魅力的な山郷づくりの契機としていく。はじめてとなる今回、村在住の現代作家、村の材木と先端技術をかけあわせたデザインプロダクトつくりだすコレクティブをはじめ、首都圏と八重山といった、さまざまな「芸術と自然と東京」を掛け合わせるフィールドで数多くの栄誉を獲得する実力派の若手5組による展示となっている。

「人新生」ということばに現れるようなのっぴきならない人類のやり尽くすかのような進歩に対して、手触りや独自の創造性が尊ばれる現在。さまざまな人々が、都会の殺伐とした煌めきよりも、山や島や野の包み込む豊かさに可能性を求め、そこから新たなアートやクリエイティブが生れるようになっている。そんな各地で才能が紡ぐ新たな「豊かさ」をTOKYOの村である檜原でつなぎ、より豊かな郷の可能性を耕しあう最初の一歩、それが「ひのはらアートプロジェクトβ」だ。

入場料は500円(中学生以下無料)。会期は12月18日~29日。檜原村内特設会場は、「ひざと古民家」会場(東京都檜原村樋里4258)、「旧ガラス工場」仮設会場(東京都檜原村小沢4034)。

公式サイト