2021年12月08日 09:44

サントリー食品インターナショナルは、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体である「CDP」から高い評価を受け、「CDP水セキュリティ2021 Aリスト企業」に選定され、6年連続のAリスト選定となった。

CDPの年次の環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されている。今年度は、運用資産総額が110兆米ドルとなる590社強の機関投資家と調達総額が5.5兆米ドルとなる200社の大手購買企業がCDPのプラットフォームを通じた環境情報の開示を求め、過去最高の約1万3000社の企業がこれに応じた。

今回の「CDP水セキュリティ2021」では、サントリーグループの「水理念」に基づき推進している、サントリー水科学研究所による水循環の調査、工場での水のカスケード利用等の節水活動やグローバルで実施している流域周辺の水リスク評価の実施、科学的根拠に基づく「天然水の森」水源涵養活動、グローバルでも実施している「水育」等の地域社会での取り組み、工場周辺流域の持続可能な水利用に関する「Alliance for Water Stewardship(AWS)」認証取得等、「水と生きる」サントリーグループならではの研究と生産一体となった取り組みの成果が総合的に評価されたものと考えている。

同社は、今後も、国内外の300社を超えるサントリーグループ全体が同じ理念を共有し、事業にとってもっとも重要な資源「水」の保全に寄与する活動を、それぞれの地域環境に合わせて推進していく。

サントリー食品インターナショナル / CDP