2021年11月11日 09:03

ファインデックスは、医療サービスの利用フローを予約から薬の受取までシームレスに実現した、大規模病院向けの全く新しいオンライン診療サービス「On診(おんしん)」の提供を開始する。

同社は、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータを活用した研究、病院経営を支援してきた。国立大学病院の70%以上、大規模病院の60%以上で同社製品が利用されている。

診察マネージメントと電子カルテとのシステム連携が複雑なため、これまで実現の難しかった「大規模病院でのオンライン診療システム」が完成した。「On診」は、従来型サービスのように市販の会議システムやビデオ通話を利用するものではなく、クラウドのサーバを介して1施設で同時に100を超えるオンライン診療をコントロールできる。

既存の電子カルテシステムとクラウド上で連携することで、セキュリティを担保。また触診や検査など、非対面では不可能な診療行為以外は、全て院内と同水準の診察が可能だ。また、院内の予約患者一覧と同様にオンライン診療患者一覧を表示し、スムーズな診察フローを実現。大規模病院を対象としたシステムのため、多くの診療科・診察室のマネージメントを電子カルテと同じように管理できる。さらに、これまで一日がかりであった大規模病院での受診所要時間を大幅に減らすことで、患者の物理的・心理的な負担を大幅に軽減。同時に、感染症の流行時も外出を避けることで感染リスクの軽減へつながる。遠方にいる家族もオンライン診療に同席し、医師からの説明を一緒に受けることが可能だ。

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