2021年10月12日 18:38

クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」は、1977年から北海道滝川市江部乙町で地産の米を扱い、まちの暮らしを支えてきた「マルイチ米店」の後継者募集をサポートする。

「クラウド継業プラットフォーム relay」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴がある。

今回の後継者を募集する「マルイチ米店」は、北海道滝川市で、1977年から信頼できる農家から味の良い米を仕入れて販売している。他にも、豆類や醤油の販売、精米、高齢者への配達など、44年間まちの暮らしを支えてきた。しかし2021年8月、店を一人で切り盛りしてきた市ノ渡邦子(いちのわたりくにこ)さんの高齢により、業務を継続するのが難しくなったため、惜しまれながらも廃業。その後、常連さんから復活を求める声が非常に多く、現在店の経営を引き継ぐ人を探している。

マルイチ米店の最大の魅力は、地元の米を扱っていて、作り手の顔が見えること。44年の経験で培った市ノ渡さんの目利きは本物。どこの誰から仕入れたか、分かった上で販売することにこだわりを持っている。今までのそういったお付き合いも含めて譲渡したいという。応募条件は、個人・法人どちらでも可。現在の事業内容を継続して、残してくれる人を募集する。詳しくは後継者募集ページへ。