2021年08月20日 14:51

オイシックス・ラ・大地は、同社が運営する給食関連サービス事業「すくすくOisix」を利用する保育施設を対象に、9月1日の「防災の日」に合わせ、災害時に備えた非常食の献立を提供する。

「すくすくOisix」は、安心・安全な食材を保育施設で利用できるサービス。保育施設は、園児への給食提供において栄養士や調理師の人材が十分に確保できないことなどから、現場スタッフが兼務で献立や調理を行い業務負担が増えてしまうという現状の他に、給食の提供で手一杯になってしまい、食育まで手が回りにくいなどの課題がある。同サービスは安心・安全な食材を届けるだけでなく、献立の作成や栄養相談、オリジナルの食育プログラムといったサービスを提供することで、保育施設側の負担を軽くし、充実した施設運営を実施し、食を楽しんでもらうためのサポートを行なっている。

近年、全国各地で地震、台風、水害など多くの災害が頻発している。実際に被災した場合に必要なものの1つが非常食だ。非常食は、被災時にも食べられるよう備えておくことはもちろんのこと、日頃から食して味を確認しておくことも大切。小さな子どもは食べ慣れない非常食が口に合わず栄養が摂れなくなることも想定される。保育施設でも非常食を採り入れ易くするため、防災の日に合わせて非常食や常温で長期保存できる食材を使った献立を提供し園児の食べ進みを確認する。また、家庭でも非常食を試せるよう家庭向けレシピも提供。保育施設や家庭への献立・レシピ提供により防災意識を高めるきっかけを提供していく。

すくすくOisix