2021年08月20日 12:24

キャラクター・データバンクは、日本初となるシニア層に向けたエンタテインメント領域をマーケティングする組織「シニアエンタ★ラボ」を発足した。

国内唯一のキャラクタービジネスに特化したマーケティング&コンサルティング会社である同社は、この3月、50~70代男性を対象に定量調査を実施した。その結果から、エンタテインメントやサブカルチャーに強い関心を持ち、今までのシニア像の常識を覆す層の存在が明らかになった。サブカルに対する消費意識が高く、実態も伴うシニア層を「サブカルおじさん」と名付け、今後のシニアマーケティングの牽引役や糸口になると着目している。

今回実施した調査を通じ、「サブカルおじさん」は生活行動・購買行動を引っ張るインフルエンサーであり、新しい物事に柔軟という特徴を持ちあわせていることが見えてきた。同社は、今後のシニアの購買行動や生活行動を変える可能性を秘めた彼らに着目し、シニアビジネスや広告・マーケティングの専門家・企業とも協業しながら、新たなビジネス市場を生み出すことにチャレンジしていきたいと考え、「シニアエンタ★ラボ」を発足することとした。「シニアエンタ★ラボ」は、各種調査やマーケティング、ビジネスコンサルティング、事業創造、商品・サービス開発を行う。キャラクターやエンタテインメント企業のほか、新しくシニアビジネスにチャレンジする事業者のサポートをする。また、外部有識者をフォーラムメンバーに迎え、業界内外の知見や、ノウハウの共有や啓蒙、人材交流、ビジネスセミナーの開催などを行っていく。

キャラクター・データバンク