2021年08月19日 18:22

CCCマーケティングとTポイント・ジャパンは、若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」に取り組んでいる。衆院議員の任期が今年10月に満了になることを受けて行われる見通しの衆院選。学校総選挙プロジェクトでは、この衆院選に向けて選挙や投票について議論するオンライン会議を8月12日に実施。中学生から20代の社会人まで、合計40人が参加した。

2019年に行われた参議院選挙では全体の投票率が48.8%だったところ、10代は32.3%、20代は31.0%と非常に低い投票率となった。そこで、なぜ若者の投票率が低いのかを投げかけたところ、若者世代から上がった声は、「選挙に興味がない」「投票所に行くのが面倒くさい」「どの政治家を信用していいか分からない」「日曜日にわざわざ投票に時間を使うメリットがない」など。投票しに行くこと自体に煩雑さを感じていることが見受けられた。

また、どうしたら「行かない」人たちも選挙に行くかどうかを議論したところ、若者世代からあがってきた提案は「いまの日本が置かれている危機感をきちんと学ぶこと」「SNSなどを使って若者世代が目にするところで発信して欲しい」など。さらに、「アメリカ大統領選みたいに中間結果などを発表してほしい」「政治家と気軽に対話できるような場が欲しい」といったさまざまな意見が出た。

このオンライン会議の詳細は学校総選挙プロジェクトのnoteで発信予定。