2021年08月18日 18:43

そらは、7月に十勝・中札内村に建設した食の工房「十勝冷燻工房」のブランドサイトを8月18日に開設した。

当サイトは「冷燻」の魅力を多くの人に知ってもらうためのサイト。本工房は、赤坂の名店「燻」の監修のもと、冷燻技術を用いた食品を製造し、全国に販売する。まず、第一弾として、「冷燻マヨネーズ」の製造・販売を予定している。

「冷燻(れいくん)」は、燻製の手法の一種だが、通常の燻製とは異なる。一般的な燻製の調理温度は約60℃だが、冷燻は約30℃で食材を長時間かけて燻していく。その結果、食の旨味が熱により破壊されることなく、食本来の持つ味を保ちながらも燻製の良さを付加することが可能となる。また、熱による食材への影響を抑えることができるため、熱に弱い食材・食品(生魚や醤油・塩・マヨネーズ等の調味料)も燻製が可能だ。加えて、今回建設した十勝冷燻工房には、輿水さんが特許を持つ燻製器を導入し、食材に満遍なく煙をいきわたらせることで、燻製の良さをより引き立たせることが可能となる。

十勝冷燻工房では、赤坂「燻」で絶大な支持を得ている調味料の一つ、冷燻マヨネーズをまずは製造していく。輿水さん監修のもと、中札内村の卵を用いてマヨネーズを作り、冷燻していく。十勝にはじゃがいもやアスパラ、とうきびを始めとした穀物や野菜、広大な大地で育てられた豚、鶏、羊、牛などの美味しい食材が豊富だが、このマヨネーズはその美味しさを更に引き立たせる。

「冷燻マヨネーズ3種セット(仮称)」は各200g、4500円(税込)。