2021年08月17日 17:04

クックパッドは、西武グループの不動産事業を担う西武プロパティーズと、食を通じた西武鉄道沿線地域の活性化を目指して連携を開始する。第一弾として、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所となる生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、西武鉄道沿線の商業施設2拠点に設置。8月18日より、生鮮食品の受け取りサービスを開始する。
西武鉄道沿線商業施設では、初の取り組みとなる。西武池袋線東久留米駅に隣接する商業施設「エミオ東久留米」では、通勤・通学等で駅利用者のニーズがある。加えて、設置場所付近に、西武鉄道が展開する駅チカ保育所「Nicot(にこっと)」があり、送迎時での利用など、買い物時間の短縮のニーズに応える。
また新所沢グリーンハイツ西武ショッピングプラザでは、同施設上部のマンション住民への非接触での安全な買い物スタイルの提供が可能となり、買い物の利便性の向上が期待できる。今後も引き続き西武鉄道沿線の商業施設などに、マートステーションを順次設置していく予定。
今回新たに連携を開始する西武鉄道沿線は、池袋と飯能・秩父を結ぶ池袋線系統と、新宿と川越を結ぶ新宿線系統を中心に東京と埼玉を広域につなぐ沿線。「クックパッドマート」の仕組みを活用して、西武鉄道沿線地域の食のつくり手と消費者をつなぎ、住民の買い物の利便性を向上することで、沿線地域の活性化に取り組んでいく。