2021年08月16日 13:11

CAMPFIRE Startupsの運営する株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤー エンジェルス)」は、第11号案件としてグローバルAgriTech企業「シンコムアグリテック」の情報を公開した。
「CAMPFIRE Angels」は、非上場会社がサイト上で自社株の株主募集を行うことで、多くの個人投資家(エンジェル投資家)から少額ずつ資金調達ができる、株式投資型のクラウドファンディングサービス。その第11号案件として「シンコムアグリテック」をサポートする。8月13日よりプロジェクトの情報を開示し、8月20日20時より株主募集を開始。また、募集開始の前日8月19日19時~20時には、代表が語る無料オンラインセミナーの配信を予定。代表から直接、事業内容や今後の展開について話を聞く機会となる。
シンコムアグリテックは、独自に開発した植物保護資材「TRI TIMBER」で、植物病原菌を殺さない方法で農作物を保護する。雨や風で畑に運ばれてくる病原菌は、植物の葉の表面に穴をあけるか、葉面に開いている穴(気孔)から内部に侵入して増殖。植物側も防衛機能を働かせ、侵入してきた病原菌を排除する抗菌物質などを生産するものの、病原菌の進行が速いと光合成ができなくなり、育たなくなってしまう。こうした植物が病気になるメカニズムから、同社は病原菌の物理的侵入を防ぐ植物保護資材を考案した。社名の由来でもある「Synthetic Community(農業生態系)」を利用した土壌改良手法の開発も進めている。