2021年05月25日 16:58

西武バスとナビタイムジャパンは、6月8日より、Bluetooth Low Energy(BLE)スキャンを利用した、バスのリアルタイム混雑度を西武バスホームページ等にて表示する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、混雑情報に対するニーズがより一層高まっている。このようなニーズに対して両社が連携。ナビタイムジャパンが提供するバス事業者向けソリューション「リアルタイム混雑情報取得・配信システム」と、西武バスがバスに車載しているスマートフォン(業務用携帯電話)を活用することで、バス車内のリアルタイムな混雑度の可視化を実現する。
混雑情報は、西武バスの車内に設置したBLEスキャン搭載の計測用スマートフォンにて、乗客の持つスマートフォン等が発信しているBluetooth信号を自動検知。ナビタイムジャパンの独自技術を用いて、バス車内のリアルタイム混雑度を算出する。混雑度は、西武バスの公式ホームページにて、青: 空席あり、黄色:立ち客あり、赤:立ち客多い、の3段階のアイコンで、走行車両の現在位置情報と合わせて路線図上に表示する。
今回の対応により、どこにいるバスがどのくらい混雑しているかを、車両ごとに一目で確認でき、バス利用者が、自身で混雑度を確認しながら、混雑しているバスを回避することができる。練馬営業所、上石神井営業所、滝山営業所、新座営業所が運行する営業運行中の路線バス約350台の混雑度表示に対応、より安心・安全で快適なバス移動をサポートする。