2021年05月18日 17:37

テー・オー・ダブリューは、同社の施策成果データのアーカイブとプロモーション戦略立案時の成果指標算出を目的とした独自ツール「体験デザインエンジン」を開発。さらに、「顧客体験マーケティング室」を新設する。
企業のDXが加速する中、さまざまな接点における「顧客体験」をデータとして集積・分析・活用し、新たな付加価値を創り出すことが求められている。同社はこの潮流に着目し、同社の強みである「体験価値」をコアに、新規顧客の獲得/既存顧客の育成・活性化に貢献し、クライアントの成果の最大化を追求する新たな価値提供モデルとして「TOW体験デザインモデル」を2021年2月に策定・発表した。
このたび、「TOW体験デザインモデル」の成果指標に沿って、全施策の定量成果データをアーカイブしていく入力機能と、成果指標をシミュレーションする出力機能、双方を兼ね揃えた独自ツール「体験デザインエンジン」の開発に着手。これにより、「集合知のアーカイブ」をAIによる独自アルゴリズムが施策内容と成果データの因果関係を分析し、類似プロモーション施策の成果データを事前にシミュレーションすることが可能になる。
また、このツールを活用して同社の体験価値の顕在化と成果指標に基づいた「線をつくる」統合プロモーション戦略立案を担う専門チーム「顧客体験マーケティング室」を設立。個々のスキルを活用し、分析・調査~戦略立案~KPI設計~実行~効果測定までトータルで関わり、成果につなげる仕組みづくりをプロデュースする。